レストランリュリシェス詳細情報口コミ・レビュー一覧

レビュー一覧

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曽屋剛和

評価：

投稿日：1ヶ月前

「レストラン　リュリシェス」に行って来ました。
「リュリシェス」は野毛桜通りから中央通りに入って駐車場の横の１階が「モロツヨシ」と言う居酒屋の２階にあります。
看板が地味なのでわ解り辛いと思いますが、良く見ると解ります。
店内は横に長く右手が厨房で左手は客席になっていました。
また白を基調とした落ち着いた内装で、常連さんもかなり来店しています。
ホールの男性は物腰穏やかで、ビールを注ぐ注ぎ方までゆったりして見えます。
ここはランチもディナーも現在一つのコースのみで、僕の目にはかなりリーズナブルに感じます。
さぁコースが始まりました。
アミューズはハモンセラーノの焼き菓子(❓️)乗せとシュー生地の一口のアミューズがやって来ます。
ハモンセラーノにキッシュのような土台はハモンセラーノの塩味が良く美味しい。
玉葱のポタージュは旬の新玉葱がとても甘く、とろけるような食感です。
前菜は蛍烏賊と帆立でクリーミーなソースとハーブのビターなソースが味わいを深めてくれていました。
次はしらすと菜の花のリゾットで菜の花の青苦さとリゾットのバターの風味が程良く、春を感じさせる料理でした。
魚料理は真鯛をパイに包んで浅利のソースを合わせた料理で浅利のソースは殊の外貝の臭いがせず、とても爽やかな１品に仕上がっていました。
肉料理は岩中豚の低温調整を塩とソースで戴いて、岩中豚がとても豚肉の味をしっかり保って美味しかったです。
デザートはガトーフロマージュでプエルトリコのトンカ豆(バニラの香り付けにフレンチのシェフが使う事も良くあるらしい。)の摩り下ろしが掛かっていて、トンカ豆の味は兎も角デザートとしては美味しい。
ちなみにトンカ豆の写真もアップしておきました。
最後に珈琲で林檎のゼリー仕立てのような甘味とマドレーヌの小さなやつを戴いてランチを終了しました。
ここは大きな看板も無く入口も至って地味です。
隠れ家のフレンチに大事な１軒になりそうです。